市政報告)運転免許自主返納後の移動手段について

令和元年六月議会におきまして、高齢者の移動手段としてのコミュニティバスのあり方、運転免許自主返納割引パスの延長、デマンド型乗り合いタクシー導入について質問を行いました。

 

公共交通網空白地域における移動手段の確保は、市民の利便性だけでなく、高齢者ドライバーの問題や健康寿命を延ばすために必要不可欠です。

市執行部からは、現在策定中の『第2次佐倉市地域公共交通網形成計画』のなかで、羽鳥・飯重・寺崎エリアを公共交通網空白地域として位置づけ、新たなコミュニティバスの路線を策定するという答弁をいただきました。

この新コミュニティバスは、JR佐倉駅―寺崎―羽鳥―飯重―京成臼井駅へと接続する路線で、現在詳細ルートを策定中です。

 

『運転免許自主返納優遇パス』の延長については、今後同計画のなかでお年寄りの移動手段作として検討、デマンド型乗り合いタクシー導入については、お年寄りの移動手段の確保として、コミュニティバスのみでの対応は限界があることから、社会福祉協議会の移送サービス支援などを検討するとのことです。

市民の皆様から「運転に不安があるが、免許返納後通院や買物に困る」という声を多数いただいております。外出できなければ健康寿命を延ばすことができません。

 

今後も健康寿命増進に積極的に取り組んでまいります。